はっぴーはっぴー人生

どうやったらはっぴーはっぴーな人生って送れるんでしょう??ちょっと考えてみました。

デブでもブスでも幸せになれるのか?とりあえず映画 I FEEL PRETTY 人生最高のハプニングでも観ておくれ

U-NEXTが31日間お試しできるっていうんで、ついつい登録してみました。

 

でも、基本アマゾンプライムビデオがもっぱらなのであまり観るものも少なそう…

 

でも登録した時に700ポイント貰えたので何か使えないかと色々探していたところ

 

見つけた。

 

アイ・フィール・プリティ!  人生最高のハプニング [DVD]

 

アイ フィール プリティ 人生最高のハプニング

 

これは、実はずっと観たかった。

大好きな5時に夢中の中瀬親方がオススメしていた時からずっと観たかった。

 

でも気づけば映画も普通に終わっていたのでDVD化されるのを心待ちにしてました。

 

見て!

このちょっとアホっぽいジャケット!

 

いや、バカにしてるわけじゃないんですけどね。

 

女が好きなラブコメだろ〜みたいなジャケットよ。

 

ゴシップガールとか苦手そうな人は絶対に敬遠するであろうジャケット。

えぇ。私ですね。

 

だがしかし

いかにタイトルが日本語になったことによってアホっぽさが強調されてしまっていようと、中身をバカにしちゃいけない。

 

なかなか声に出して爆笑できるラブコメも少ない。

というか、ラブ要素は結構少ない。

あるけれども、ラブな部分はそこまで見所じゃない。

 

このブログにたどり着く人にこそ、本当に観て欲しい映画。

 

いや、まじで。

 

   

まるで自分だ と言ってしまいそうな主人公

 

この映画の主人公はお世辞にも、決して綺麗とはいえないし

スタイルだって決して良いとは思えない。

 


映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』本編映像

 

そんな主人公レネーは自分とは全く違う生き方をしている、いわゆる「スタイル抜群の美人」に憧れていた。

 

レネーは僻むでもなく、純粋に自分よりも何倍も美しい人に憧れた。

 

そんなレネーのまっすぐな姿にちょっと泣きそうになった。

 

憧れて、変わりたい 本気でそう思う姿が自分と重なってちょっと涙ちょちょぎれた。

ばばあだから涙腺が弱くなっただけかもしれないけど。

 

レネーは本当に変わりたいと必死になって、雷の鳴る大雨の中 願いを叶えてくれる銅像に願う姿はついつい自分と重ねてしまう。

 

こんな風にがむしゃらに、あの手この手使って自分を変えようとしている姿はまさに自分そのもの。

 

憧れている対象は違うけど、私もレネーと同じように心から焦がれているものが当然ある。

 

どれだけ願っても、憧れても手に入らない悔しさも悲しさもおんなじくらいわかってる。

 

「この主人公は、まるっきり私だな」そう心から思わせてくれるような、ありふれたキャラクターの女性が主人公だからこそ、共感性がすごく高まる。

 

この映画は、大多数の女性がターゲットになっているはず。

でなければ主人公に彼女をキャスティングしないだろう。

 

飛び抜けて美人でもない、誰もが憧れる抜群のスタイルでもない。

街に出ればすぐにすれ違えるようなどこにでもいる女性。

 

そんな人が主人公だから、多分ほとんどの女性はこの映画に共感できると思う。

 

 
 アイフィールプリティの魅力

 

あらすじを簡単に話すと、美人でもスタイル抜群でもない。

自分に全く自信のない主人公レネーが、頭を強打したことにより頭がおかしくなった。

 

頭がおかしくなった影響で、自分のことが完璧なパーフェクトボディの最強美人に見えてしまう。

 

自分は世界一のいい女になれた。

そう心から信じ込んだことにより、今まで出すことのできなかった本当の自分を出せるようになる。

 

誰にも気後れすることなく、自信に満ちた自分をさらけ出せるようになった。

 

でも、魔法が解けた時 なんでも手に入っていたと思っていたもの全てがなくなってしまう。

そして、本当のありのままの自分をやっとで取り戻す。

 

というお話。

いやはや、毎回書いて思うけど

自分の文才のなさを呪うよまったく

 

なので、できれば上に貼ったyoutubeを是非見てください…

そっちの方が絶対面白さが伝わるから!!(泣)

 

そんな映画の魅力ですが

前半パートは、自分の見た目なんか変えなくたって考え方さえ変われば環境も何もかも変わる ということ。

 

考え方ひとつで、人の行動って本当に変わる。

この映画では、誰もが憧れる化粧品ブランドの受付嬢に主人公は憧れていた。

日本でいうとCHANELとかかなぁ〜。

ハイブランドでセカンドラインって出てくるくらいだから。

 

受付嬢といえば当然本社。

本社なんて本当にハイレベル。

百貨店とかの化粧品売り場にいる販売員さんだってそうそう足を踏み入れることなんてできない。

 

ああいうブランド力の強い会社は、本当に本社は憧れの的だと思う。

自分もアパレル勤めをしてた過去があるから思うけど、ハイブランドの販売員なんてはっきり言ってそこまで自慢にならない。

本社に勤めてこそ、ブランドの顔として働けると私は思ってる。 

 

だから、主人公が そんな本社のまさに顔中の顔である受付嬢を目指すなんて100人中98人くらいは確実に「おこがましい!」と言ってしまうレベル。

 

当然主人公も頭を打つ前は「自分なんてそんな…」と思って諦めてた。

 

でも頭を打っておかしくなった主人公

美人でスタイル抜群になったと思い込んでる主人公。

 

そりゃあ、自分はなんだってできると思うよね。

だって誰もが振り返る美人だから。

誰もが憧れるナイスバディの完璧ボディだから。

 

自分にぜひ置き換えて欲しい。

自分が朝目覚めたとき峰不二子になってたら?

 

うん。

街中自信満々に闊歩して、周りの視線を心置き無く感じまくるだろうねえ。

 

これくらい、「自分は誰よりも何よりも美人で最強のわがままボディだ!」と思えるようになったら自信なんて心配しなくても湧いてくるんだよ。

 

まさに主人公はそんな状態。

マリオでいえばスター状態。

 

映画だからとかじゃない!

自分に対する自信を持つって本当にすごいんだから!!

 

考え方ひとつで人生変わるなんてありえねー!なんて思っていたら、本当に人生損するからやめよう 絶対!

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いくら願いが叶ったって、思いやりをなくせば意味がない

 

前半では願いを叶えてきゃほーになった主人公を拝めます。

 

そして、そんなきゃほーな主人公。

当然、自信がついたことで無意識に人を見下すようになる。

 

自分がされて本当に辛かった「人を見た目で判断する」ということをしてしまう。

 

主人公は本当に大切な親友たちさえ、見下してしまう。

いつもどんな時も一緒だった親友。

 

後半は、願いが叶ったからといって人は無条件で幸せになれるわけではないということを知ることができる。

 

よく私たちは「〇〇さえ叶えば幸せになれる!」という幻想をついつい抱いてしまう。

 

例えば

貧乏だからお金さえ手に入れば幸せになれる!

結婚さえしてしまえば幸せになれる!

子供さえ産めば幸せになれる!

 

そんな感じで。

 

でも、何かを手に入れれば幸せになる!なんてものは実は存在しない。

 

何かを手に入れてしまえば、それが日常になってしまう。

日常になるということは、当然飽きてくる。

そうすると、もっともっと!と欲が生まれてくる。

 

だから、〇〇さえ叶えば幸せになれる!なんてものは絶対に存在しない。

 

どんなものでも「今」幸せなんだって気付かなければ、幸せになんて絶対になれない。

 

主人公は、今まで完璧だった自分が消えてしまったことで全てを失ったと思ってしまう。

 

現実は何一つ変わっていないのに。

 

主人公自身が自分のことを 美人⇨ブスな自分に戻ってしまったと思ったことで、今まで手に入っていたものはもう二度と手に入らないと恐怖してしまう。

 

彼氏にも「こんな自分はあなたには釣り合わないから別れて欲しい」と言ってしまう。

 

自分の内面が変わるだけで、人はこんなにも簡単に自分自身の価値を著しく下げることができる。

 

この台詞だけは絶対に忘れてはいけない、アイフィールプリティの名言

全てを失ったと思い込んで、絶望のど真ん中にいる主人公。

 

でも、そんな主人公がやっとで真実に気づくシーン。

 

自分が誰よりも美人でナイスバディだった現実が、実は存在していなかったことにやっとで気づいた瞬間。

 

何一つ変わっていない。

変わったのは自分の中身だけだったということに気づいた瞬間。

 

主人公は全ての人に対してこんな言葉を言う。

 

子供の頃は誰もが自信に満ちてる。

お腹が出ていようと、思いっきり踊ってパンツを食い込ませる。

でも、あるきっかけで疑問を抱き始める。

砂場で誰かに意地悪なことを言われて、なんども自分を疑ううちに全ての自信を失う。

自尊心や信念も全て消えるの。

でも、それに打ち勝つ強さを手に入れられたら?

見た目なんて関係ない。

声もね。

子供の頃の自信を失わないで。

誰かに「能力がない」とか「美しくない」と言われようと、私たちの強さや賢さはもっと素晴らしいものよ。

だって私は 私だから!

私であることを誇りに思う!

それに私には素晴らしい友達がいる。

私の最高に完璧な友達。

とんだ幸せ者よ。

私たちは本物の女性よ。

とても素晴らしい存在。

健康でパワフルで面白い最強の女性よ。

新商品で人生は変わらない。

変えるのはあなたよ。

あなたなら必ず変えられる。

あなたたちは美しい!

 

もう本当に素晴らしいと思った。

本当に本当にこのシーンを観て、この映画を観て良かったと心から思えた。

 

化粧品の新商品発表シーンのため、最後は女性に宛てたセリフになっているけれど、この台詞は女性男性関係なく全ての人に対しての台詞であることは間違いない。

 

どうしても忘れてしまう。

わかっていても忘れてしまう。

 

でも、どれだけ忘れてもまたちゃんと思い出せれば絶対に大丈夫なんだ と思わせてくれる本当に素晴らしいシーンです。

 

そしてこのシーンの後、主人公は最後に彼に会いに行くんです。

 

私はこの最後のシーンで本当に号泣しました。

 

なんてことない。

彼のたった一言の言葉です。

 

レネー、ずっと君が見えてた

 

美人からブスな自分に戻ったことで、彼に嫌われると思い込んでしまった主人公。

 

でも現実は、何も変わってはいない。

 

彼も彼女を見た目で選んだわけではない。

 

彼はいつでも本当のレネーを見ていた。

ありのままの、美人でもないナイスバディでもない主人公をいつもちゃんと見ていた。

 

そういう彼のたくさんの思いが詰まった、あのたった一言の言葉で私は号泣しました。

 

こんな相手を必ず見つけよう とか羨ましいとか 何よりも一番言われたい言葉だ!とかいろんな思考が混じってつい号泣しました…。

 

いや〜、お見送りの作法以来のヒット映画でした。

 

本当に沢山の人に見て欲しい。

自分に自信が持てない人に見て欲しい。

 

ここには書ききれないくらい、他にも素晴らしいシーンが沢山あります。

 

絶対に考え方が変わる。

そんな映画だと思ってます。

 

これは絶対にBlu-ray買わなきゃな〜

 

みんな自分のことをわかってない。

自分の嫌な部分にばかり必要以上に固執して、素晴らしい部分を完全に見逃しているんだ。

 

もし良かったらU-NEXTのお試し利用できたらタダで見れるんでご利用してみてください〜